桑原志織ピアノ・リサイタル

大阪での午前・午後の指導を終えた東京への帰路、名古屋に立ち寄り、愛知県芸術劇場コンサートホールにて「桑原志織ピアノ・リサイタル」を鑑賞しました。

桑原さんは、第19回ショパン国際ピアノ・コンクール(2025年)で第4位に輝いた、今もっとも注目されているピアニストの一人です。この日のチケットは完売、会場は満席に近く熱気に包まれていました。プログラムは、すべてショパンの作品でした。

《オール・ショパン・プログラム》

<前半>
前奏曲 第15番「雨だれ」変ニ長調 Op.28-15
スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39
ワルツ 第2番 変イ長調 Op.34-1
舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
ポロネーズ 第7番 変イ長調 Op.61「幻想ポロネーズ」

<後半>
バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58

<アンコール>
ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53「英雄ポロネーズ」

どこまでも力強く、そして、どこまでも繊細な響き。感動の連続の演奏でした。「力強さ」と「繊細さ」が見事に共存するのは、盤石でしなやかな土台があるからなのでしょう。今回は後ろ姿から演奏を見る席だったのですが、桑原さんが演奏する姿勢に見とれてしまいました。

プログラムのすべてが素晴らしく、心に深く残る特別な時間となりました。

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