「開創1150年記念 醍醐寺 国宝展」に行って実際に訪れたくなり、今回は車で関西移動していたので、この機会を逃さないように思い切って京都にある醍醐寺を参拝することにしました。
まずは醍醐寺の総門の近くにある三宝院の庭園に行きました。豊臣秀吉が「醍醐の花見」に際して自ら基本設計をした庭だそうで、実に華やかな印象を与えています。
そして下醍醐の伽藍に。仁王門が出迎えます。後方にある五重の塔も圧巻です。
いよいよ上醍醐に。往復3時間以上はかかる山登りとのこと。登山口には何とも言えない雰囲気があります。光の影響で虹が映り込んでいます。
途中は山道と階段の連続、無理をせずに途中で休憩しながら登りました。
下醍醐から1時間20分程度で上醍醐に到着。社務所の横を通り抜けて奥に進みます。
すぐ近くに醍醐山全景の鳥瞰図があります。まだ先があって登るようです。
間もなく、薬師堂が出てきます。
そして、修験道根本道場の五大堂が出て来ます。
重要文化財の如意輪堂と縁結びの白山大権現、いよいよ目的地が近いです。
重要文化財の開山堂のそばに、醍醐山頂の標識がありました。さらに先には奥の院があるようですが、あまり人の通らそうな道でした。無事、山頂に着いて気持ち良く下山しました。
実際に山を登ってみて、上醍醐が戦禍から免れたのが良く分かりました。
上醍醐にある醍醐水霊場で湧き水を補給できます。「醍醐味」の語源であり、大変な思いをして登った水の味は、なるほど最上の美味でした。
天候にも恵まれて幸運でした。