
東京都美術館で開催中の「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」に行って来ました。スウェーデン人作家の作品に焦点を当てた展覧会は、日本ではめずらしいと思います。
この展覧会では主に1880年〜1915年の作品が紹介されていますが、このわずかな期間の中でも、画風が驚くほど変化していく様が見て取れます。印象に残ったのは「光」の描写です。夕暮れ時に深い青に染まる瞬間、湖面で複雑に屈折する光、屋内で家族を照らす温かい光。様々な色彩を前にして、しばらく眺めていました。
日本よりも国土が広く、人口は東京都より少ないスウェーデン。国土の約70%を森林が占め、10万以上の湖が点在する豊かな自然の国です。首都ストックホルムの冬の日照時間は、わずか6時間ほどだといいます。だからこそ、光を大切に扱う文化を育んできたのでしょう。いつの日か、スウェーデンを訪れてみたくなりました。
この展覧会は、4月12日(日)まで東京都美術館(上野)で開催されています。北欧の澄んだ光に触れられる、おすすめの展示です。

