舞台「マクベス」

彩の国さいたま芸術劇場で藤原竜也さん主演の舞台「マクベス」を鑑賞しました。

吉田鋼太郎さんが芸術監督を務める「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」の二作目です。初代監督の故・蜷川幸雄さんがシェイクスピア全37作を手がけていましたが、残り数作で逝去されたことから二代監督に就任した吉田さんが全うしました。その第2シーズンです。

藤原さんの氣力と存在感がとにかく圧巻でした。これほどの演技なのに二公演の日があるとは信じられません。他の役者さんも魅力的でした。シェイクスピアに不慣れな人にも分かりやすく、それでいて奥行きを感じる演出で、3時間近い上演時間があっという間でした。

この16年間、藤原さん主演の舞台は大部分を観ていますが、年々、役者として円熟しているように感じます。これからもさらに飛躍することでしょう。

この舞台は5月25日(日)まで、その後は宮城・愛知・広島・福岡・大阪で上演されます。

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