
下瀬美術館(広島県大竹市)で開催されている「ちいさきかわいいものたち―ひな飾りと御所人形」を鑑賞しました。
下瀬美術館は2023年3月に開館した新しい美術館で、ユネスコの「世界で最も美しい美術館」最優秀賞のベルサイユ賞を受賞しました。世界で活躍する建築家の坂茂氏が設計しました。かねてから行ってみたいと思っていたので、大阪での指導から足を延ばしました。

美術館に入ると、瀬戸内海の島々を一望できるロケーションです。

美術館には「エミール・ガレの庭」という美しい庭園があります。

展示スペースは本館の他に、水盤に並ぶ8色に彩られた可動展示室があります。

夜になると、何とも言えない幻想的な雰囲気になります。

さて、企画展の「ちいさきかわいいものたち」。日本では古来から「ちいさきもの」を愛でる文化があり、様々な「ちいさきかわいいもの」が集められた素晴らしい展示でした。小さく精巧な一つ一つの作品に氣が入っているのが良く分かりました。
私が最も気に入ったのが「賀茂人形 十二支行列」です。何という、かわいいものたち。

私が行った日がこの企画展の最終日でした。またいつの日にか観られたらと願っています。