藤平信一です。
本日、東京・築地本願寺にて「藤平光一宗主お別れの会」を行いました。快晴で猛暑の中、1,000名を遥かに超える皆様にご参列を頂きました。また、大変多くのご供花と弔電を頂きました。心より御礼を申し上げます。
藤平先生は私にとってかけがえのない師匠であり、また、父でもありました。1920年に生まれ、今年の1月には満91歳を迎えました。健やかに過ごしておりましたが、肺炎を患い、去る5月19日に入院先の東京女子医科大学病院で息を引き取りました。
幸いなことに、私はその最期を看取ることが出来ました。その時の藤平先生のお顔は、とても穏やかで幸せそうなものでした。亡くなった瞬間、私は深い悲しみを感じましたが、すぐに、その場が未来に向けてプラスの氣で満ちていることに氣が付きました。
藤平先生は合氣道を通じて、氣の原理というものを世界中で指導して来ました。我々は、生活の中の氣の原理を知り、力強く前向きな人生を歩む具体的な方法を学んで参りました。現在では会員ばかりでなく、メジャーリーグの選手達もその教えを学んでいます。
心身統一合氣道の継承者として、今後もその教えをより深く、より広く伝えて行くこと、また、成長・発展を願う人々の支えとなることに全力を尽くして参ります。皆様と共に、未来に向けて歩んで参ります。
最後になりましたが、本日ご参列頂いた皆様、ご都合により参列が叶わなかった皆様、お別れの会を開催するにあたってご尽力頂いた総ての皆様に、心より御礼申し上げます。