藤平信一です。
この度、任意団体として新たに心身統一合氣道会を発足し、その会長に就任する運びとなりました。皆様には、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
心身統一合氣道の高段者の皆様が発起人となり、本日、ザ・リッツカールトン東京にて、「心身統一合氣道会 会長就任記念祝賀会」を催して頂きました。
心身統一合氣道の指導者をメインに、日本全国の支部から、そしてアメリカ・ロシア・オーストラリアなど海外の支部から、平日にも関わらず400名を超える皆様に参列して頂きました。心より御礼を申し上げます。
写真左の方は発起人代表の東野公一九段、右の方は来賓代表の株式会社 ホリプロの堀 威夫ファウンダーです。ご一緒に鏡開きをいたしました。堀ファウンダーには、来賓代表として温かい祝福のお言葉を頂きました。
祝賀会冒頭にて、私、藤平信一が、心身統一合氣道会の活動理念について、英語と日本語でそれぞれスピーチいたしました。スピーチの要点を下記にまとめました。
《スピーチ概要》
心身統一合氣道会の全ての活動は、「自分の持っている能力(知識・技術・経験)を以て世の中の役に立つこと」を基本とします。すなわち、「(藤平光一宗主の教えである)心身統一合氣道を日常万般で実践し、自らがプラスの人間となって世の中をプラスに導くこと」です。これが心身統一合氣道会の活動理念です。
学び成長することによって、より深く、より広く世の中の役に立つことが出来ます。したがって、心身統一合氣道会の会員にとって、常に学び成長することが不可欠です。特に、会員を導く立場にある指導者は大きな責任を持っています。「学び成長し続ける者のみ指導出来る」ように指導資格を整えて参ります。
心身統一合氣道会の発展には「人・教え・経営」が重要です。「人・教え・経営」は全て重要ですが、「人」、「教え」、「経営」の順に重要と位置づけております。
第一に「人」です。どれほど素晴らしい教えであっても、伝える者がいなければ、また、伝える相手がいなければ意味を成しません。したがって、「人」が最も重要です。皆様と共に、心身統一合氣道会を「人を大事にする組織」に育てて参ります。指導に厳しさは必要ですが、人の心を傷つけるような指導は心身統一合氣道会の活動理念に反します。
次に「教え」です。教えが曲がるようなことがあれば、心身統一合氣道会の活動は意味を成しません。したがって、私は「人」の次に、「教え」が重要だと考えております。藤平光一先生の教えを守り発展させることが最も重要であり、利益を追求することで教えを曲げる活動をすることは、心身統一合氣道会の活動理念に反します。
最後に「経営」です。心身統一合氣道会が発展していくためには、健全な経営が不可欠です。どれだけ良い活動であっても、経営が成り立たなければ継続することは出来ません。経営が成り立たない事業を行うことは、心身統一合氣道会の活動理念に反します。
したがって、「人・教え・経営」は全て重要ですが、私は「人」、「教え」、「経営」の順に重要に考えています。この理念を守り、言行一致した心身統一合氣道会にすべく心身統一合氣道会を発展させて参ります。皆様には、変わらぬご支援のほどお願い申し上げます。
(以上、スピーチ概要)
言葉・文化・宗教の違いを超え、心身統一合氣道を通して世界22カ国で約5万人が同じ事を学んでいます。この活動理念に基づき、一歩ずつ確実に心身統一合氣道会を発展させて参ります。
皆様には今後も宜しくお願い申し上げます。