04-メールマガジン 呼吸を真似る 10年以上は前でしょうか。ものまねタレントの清水ミチコさんが、ある雑誌の書評ページで、藤平光一先生の著書『氣の呼吸法』を紹介していました。それがきっかけで、清水さんのライブ映像を見ることにしました。とても楽しいライブで、いちばん印象に残った... 2022.06.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 新鮮な感動 日本画家の小倉遊亀先生は105歳という長寿を全うされました。藤平光一先生に同行し、鎌倉にあるご自宅を訪問したことがあります。遊亀先生は、藤平光一先生の師匠の一人である小倉鉄樹先生の奥様で、藤平光一先生が鎌倉に参禅するたびにお世話になったそう... 2022.05.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 受身の意味 心身統一合氣道の稽古では、「受身(うけみ)」を大切にしています。受身という言葉は、通常は「受身の態度」「受身に回る」のように使われて、「他から働きかけられる立場」といった受動的な意味、あるいは、「先に攻撃を受けて防ぐ立場になる」という守勢を... 2022.04.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 目先にとらわれない 私が内弟子修行していたときの話です。最初の年は、稽古の時間よりも掃除の時間が圧倒的に長く、「掃除するために内弟子になったわけではないのに」と思っていました。そんな心の状態が「氣」で伝わってしまったのでしょう。あるとき、藤平光一先生に呼び出さ... 2022.03.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 臍下の一点とは何か このコラムは中学生の皆さんも読んでいると聞いていますので、奥行きのあることをどうしたら平易に伝えられるか、いつも工夫しています。その観点では、今回の内容は「難易度が高い」「専門的」と感じるかもしれませんが、とても大事な内容なので整理しておき... 2022.02.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 人の影響は双方向 昨年、東京大学先端科学技術研究センターの教授の西成活裕先生が、「イグ・ノーベル賞」を受賞されました。 イグ・ノーベル賞は、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられる賞で、世界的に注目されています。その多くが専門雑誌に掲載される... 2022.01.07 04-メールマガジン
04-メールマガジン 心から悲しむ 心身統一合氣道の技の稽古で、最も重要なのは「土台づくり」です。土台となる姿勢が乱れていては、相手を導き投げることはできません。相手を投げるより前に、まず自分の土台を整えることです。臍下の一点に心を静めると、心の状態も身体の状態も盤石になりま... 2021.12.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 学び続ける いま、ある企画で野球の広岡達朗さんと何度も対談を重ねています。来年2月9日に90歳を迎える広岡さんは、現在も精力的に活動されていて、「どうしたらその人が持っている力を引き出せるか」を日々、研究し続けていらっしゃいますそんな広岡さんは、日本の... 2021.11.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 息心の行 今回は先日発売された新著『心と体が自在に使える「気の呼吸」』で、ページ数の関係から割愛したテーマです。心身統一合氣道の稽古の一つに、50年近く継続している「息心の行(そくしんのぎょう)」というものがあります。取っ手の付いた鈴を振りながら、ひ... 2021.10.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 氣合い 私は心身統一合氣道の継承者です。継承者として指名される前に、先代の藤平光一先生から幾つか課題を出されました。その最後の課題が「氣合い」でした。当時、藤平光一先生の生家の代官屋敷には広い竹林がありました。そこに木剣を持っていき、剣を構えた状態... 2021.09.01 04-メールマガジン