04-メールマガジン 触れる インド出身の方と一緒に、お店でインドのカレーを頂く機会がありました。スプーンやフォークを使わずに、手を使って食事をしていました。 インドの食文化では手を使って食べることが一般的だそうで、食材の質感や温度を手を通じて直に感じ取り、五感で味わう... 2024.07.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 身につくプロセス 日本語には「身につく」という言葉があります。知識や技術などが、真に自分のものとなることです。体得する、血肉になる、身体の一部になる、とも言い換えられます。 身につくプロセスにおいて、上手くいくときもあれば、上手くいかないときもあります。そし... 2024.06.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン いったん空ける 藤平光一先生の内弟子時代、大事に教えられたのが「器の水」の話です。 今から水を注ごうとしているのに、器の中にすでに水があるとしたら、それ以上は注ぐことができません。新たな水を注ぐには、既に入っている水をいったん空ける必要があります。この「い... 2024.05.01 04-メールマガジン藤平信一ブログ
04-メールマガジン 力を抜く 心身統一合氣道の技の稽古で、最も重要なのが「力を抜く」ことです。 しかし、力を抜くことは決して簡単ではありません。自分では力を抜いているつもりでも、実際には入っているからです。 「力み」には、自覚できる力みと、自覚できない力みがあります。 ... 2024.04.01 04-メールマガジン藤平信一ブログ
04-メールマガジン 思い込み 今から20年くらい前のことです。心身統一合氣道を集中的に学びたいと、ドイツから来た青年がいました。 数年間の滞在で、あるとき、彼が学んでいる書を披露してくれました。まるで書家のような美しい筆遣いで、感嘆した私はこう伝えました。 「ドイツの方... 2024.03.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 学ぶ感度 新しく出版する書籍の企画で、自分の内弟子時代を振り返る機会がありました。私にとって、あの時間はいったい何であったのか。 通常は5年から10年かけてする内弟子修行を、私の場合は3年でした。 私は継承者を目指していたので本当に務まるか早期に見極... 2024.02.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 本氣だから伝わる 通常、仕事には相手が存在しているので「期限」があります。 チームワークにおいて期限は重要であり、一人でも「守らなくてもいい」という人がいると、全体の流れが停滞するだけでなく、安心して仕事を進めることができなくなります。 日本において「車道は... 2024.01.09 04-メールマガジン
04-メールマガジン 幸せは人それぞれ あなたは、何をしているときが幸せですか。 目標を達成できたとき。欲しいものが手に入ったとき。美味しいものを食べているとき。仕事終わりの一杯。 こういったときは、確かに幸福感に満ちているかもしれません。 しかし、もし特別なことがなければ幸せで... 2023.12.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 何かしようとしない時間 アフリカを旅する日本人旅行者が、空を見上げる男性を見つけました。 旅行者は男性に挨拶し、自分が日本からはるばる来たことを伝えて、「何か面白いものが見えますか」と男性に尋ねました。 男性はひと言「日本では、面白いものがないと空を見上げないのか... 2023.11.01 04-メールマガジン
04-メールマガジン 相対化 「相対化」という言葉があります。一つだけではなく、他との関係において物事を理解することを指します。 あるいは、同じ対象でも「近づいて見る」「離れて見る」など、立ち位置を変えることも相対化の一つです。 私は7歳の頃からピアノを始めて、18歳に... 2023.10.01 04-メールマガジン